皆様こんにちはAudi神戸CAです
Audiといえば“quattro(クワトロ)”
以前“quattro”とは何か?について書かせて頂きましたが
今回はその“quattro”の種類をご紹介させていただきます
Audiにはエンジンの搭載方法などにあわせて4つのタイプのquattroがあります
まず1つめ・・・
Audi A4やA5、SUVのAudi Q7など、エンジンを縦置きするモデルに
組み合わせられるもので「セルフロッキングディファレンシャル」と呼ばれる
センターデフを搭載するのが特徴的なもの。
Audi A7 sportback
Audi Q7
その場合のメリットは、通常走行時には前40%、後60%の比率でエンジンのトルクを配分していますが
前輪が滑りやすい路面にさしかかると・・・
quattroが自動的に前輪へのトルク配分を減らすと同時に、
後輪へのトルク配分を最大80%まで高めることで前輪がスリップするのを防ぎます
反対に、後輪だけが滑りやすい状況では、後輪へのトルク配分を減らす代わりに
前輪へのトルク配分を最大60%まで高めてグリップを確保します!
とても安全性に優れていますね
2つめ・・・
Audi A1、A3、TT、Q3など比較的ボディサイズの小さい、
エンジンを横置きにするモデルには電子制御式油圧多板クラッチを用いた4WDを搭載したもの。
Audi A1 sportback
Audi A3 sedan
エンジンが横置きの場合は、前輪には常にエンジンのトルクを伝えるとともに
後輪には電子制御式油圧多板クラッチにより必要に応じて
最適なトルクを配分することで安定した走りを生み出します
3つめ・・・
ミッドシップのAudi R8には電子制御式油圧多板クラッチを用いた4WDを搭載したもの。
ミッドシップ用のquattroは後輪に常にエンジンのトルクを伝える一方、
前輪には電子制御式油圧多板クラッチにより最適トルクを配分することで
スポーツカーにふさわしい俊敏な動きを実現します
Audi R8
4つめ
Audi A4 allroad quattroやAudi Q5には4WDクラッチを用いた最新の4WDを組み合わせたもの。
Audi Q5 TDI
様々のバリエーションがありますが
どのタイプの場合でもAudiの“quattro”は
雪道や滑りやすい道路はもちろんのこと
日常の運転シーンでも安心と安全を与え、
さらにスポーティなドライビングを体験させてくれます
専門用語が多く、わかりにくい部分があるかと思いますが
簡単に言うと・・・
車種によってエンジンの搭載方法が異なり、それぞれの走りを楽しませてくれる。
どの車種でもしっかりシーンに合わせて安全に走る。
それがAudiです。
素敵な車だと思いませんか?
気になった方は是非
Audi神戸ショールームまでお越しくださいませ(^^)/☆