みなさまこんにちはAudi神戸CAです
本日はお車がオーバーヒートした時の処置についてお話したいと思います
そもそもオーバーヒートとは
簡単にいうと、エンジンの本体が高温状態になっていることを指します
お車が正常な場合は、エンジン周りの温度が上昇したとしても冷却水、
ラジエーターが温度の上昇を防いでくれるのですが
その上昇を防ぐ部分が故障している場合はオーバーヒートを起こしてしまうのです
また冷却水が不足している場合、エンジンオイルの不足、
オイルの劣化なども原因のひとつとして挙げられます
しかし、エンジンの温度を直接測ることは不可能ですよね
なのでその場合は、冷却水の水温から判断します
Audiのお車の場合、水温計はメーターパネルの左下に数字で表示されます
エンジンを始動させた時、水温系が100℃を大きく超えた場合は
オーバーヒートを起こしている状態となります
焦げくさい臭い、エンジンルームから蒸気が立ち上がっている、
または走行時はスピードが上がらずアクセルを踏むとノッキング音や
エンジン内部からガラガラといった異音が発生する場合もオーバーヒートの可能性がございます
最終的にはアクセルを踏んでもエンジンが動かない状態となることも
もし運転中にオーバーヒートに気付いたら・・・
①直ちに安全な場所に停車して下さい。
②エンジンをかけたままボンネットを開け、風通しを良くして下さい。
(エンジン温度が高熱となっております。火傷に注意してください!)
③水温計の温度が下がってきたらエンジンを止めます。
④エンジンが十分冷えてから冷却水の有無を確認し、
減っている場合は水を入れて補充をして下さい。
⑤補充をしてもすぐに減ってしまう場合、
またはエンジンがうまく動かない場合はJAFやレッカーを呼び、
お近くの正規ディーラーサービス工場で点検を受けて下さい。
エンジンルームがかなり熱くなっており、安易に触れてしまうと火傷の元です
大変危険ですのでどうしたらいいかわからない場合や、危険だと感じた場合は
安全な場所に停止し、すぐ正規ディーラーまでご相談下さい
078-230-2888