皆様こんにちはAudi神戸CAです
今回は“Audiの車はどのように運ばれているのか”
少し裏話をしたいと思います
日本に輸入されるAudiはほとんどがヨーロッパ生産モデルです
ドイツのインゴルシュタット本社工場、ネッカーズルム工場をはじめ
ハンガリーのジュール工場、ベルギーのブリュッセル、スペインのマルトレル工場、
スロバキアのブラティスラヴァ工場が生産を担当しています
Audiがヨーロッパにこだわるのは、高い品質と精度を確保するため!!です
またAudiは、工場から出荷される際の輸送にも特徴があります
ヨーロッパでは、マルトレル工場を除くすべての工場が鉄道輸送を用いているということです
なかでもドイツの工場からの輸送には再生可能エネルギーによりつくられた電力を利用するため、二酸化炭素の排出はゼロ!!!
工場内での厳密な完成検査を完了したAudi車は
工場内まで直接引き込まれた自動車専用鉄道にてドイツ・エムデン港に到着し
そこからフォルクスワーゲングループの専用船に2,000~6,000台を積み日本へ向かいます
もし車を何台も積載したキャリアカーだと
長い列をつくり、ときに渋滞すら起こしてしまうような状況になりかねますよね
それでは環境問題にも大きな影響を与えてしまいます
このAudiが誇る鉄道輸送は環境保全という観点でも他ブランドよりも進んでいます
専用船は愛知県の豊橋市三河港にあるフォルクスワーゲングループの専用の明海埠頭に到着します
豊橋市にはフォルクスワーゲングループジャパン豊橋インポートセンターがあり、
フォルクスワーゲングループジャパン本社もこの敷地内に拠点を構えています
このインポートセンターは37万㎡・・・
約東京ドーム8個分の広大な敷地を誇っております
その中にはPDI業務を行う新車整備センターのほか、純正部品の保管、入出荷を行う中央部品倉庫、
メカニックの技術トレーニングを行うトレーニングセンター、車両保管ヤードなど備わっています
専用船から陸揚げされたAudi車は、4,500台収容できる保税エリアで通関手続きを済ませたあと
新車整備センターで作業されます
汚れや傷を防ぐために、工場を出るときには完璧にボディカバーされています
その後、日本の国内基準に合うように
発煙筒や取扱説明書の備え付け、検査ラインにて外観検査
万が一、車両に汚れやキズなどを発見した場合には、この時点でリペア、磨き、軽板金作業を行います
そしてエンジンルームやボディ下部、ランプ、スイッチ類などの機能点検を実施し、
型式指定完成検査ののちに最終検査をクリアすれば晴れにて出荷となります
このようにしてAudiの車がやってくるのです
私も調べながら『へぇ~!そうなんだ~』 と…
知れば知るほどAudiの奥深さを感じ、もっとだいすきに
このブログを読んで皆様もそう感じてもらえたらな~と思います!
本日もご覧いただきありがとうございました